自信と結果
自信をなくした時の学習方法(指導方法)
僕が指導させていただいている生徒さんの中にも、学習障害といわれる生徒さんがいます。
実際学習指導してみると、説明されたことがうまく理解出来なくて止まってしまった、やる気をなくしてしまって学校の話を聞くのが嫌になった、というケースが多くあります。
1度自信をなくしてしまうと立ち直ることが難しく、机に向かう姿勢もなくしてしまうため、少し簡単な問題をアレンジし解かせるという手法を行ってみました。
もちろん、解くことができ、本人は「こんなの簡単だから出来て当たり前だよ」と言っているのですが、ここでアレンジした部分を使って「この部分は同じ学年の子にやらせたのに、こんなふうに引っかかったんだよ」と、解けたのは君だけだよ、というニュアンスで伝えるとものすごく嬉しそうに「やった、僕できるじゃん」という様子でした。
これを3ヶ月ほど繰り返したところ、自信をつけたのか、学校の進度よりも早いところをやろうとした時も「他の子よりも早く勉強できるよ、前も他の子ができなかったところができたよね」と言いながらやってみると、落ち着いて聞き入れてくれることがありました。
どんな子でも自身がなければ、「できないんだから話を聞くだけ無駄じゃないか」と諦めてしまい出来なくなってしまうし、自信があれば、「解けるかも」という気持ちがありしっかり話を聞くことが出来て伸びるんだな、と思いました。
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