コツコツと
勉強と山登り(自宅学習)
「学問に王道なし」という有名なことわざがあります。勉強においてはテクニックや裏技もよく聞かれ、このことわざを疑問に思う方もいるかもしれません。確かに、細かいことに注目すれば楽に解く方法があるので、近道があるように思われます。しかし、中学受験や高校受験、大学受験などの長期の目標で考えるとするのであれば、やはりこのことわざが当てはまるのではないでしょうか。
先日、富士登山に挑戦してきました。普段運動不足の私にとっては非常に苛酷で、景色を楽しむ余裕は前半のみで、後半はほぼ地面を見つめて登っていました。よく登山は「自分を見つめなおすことができる。」と言われますが、まさしくその通りで、ゆっくり一歩一歩登って行きながらいろいろなことを考えさせられました。
例えば、登っている途中で次の山小屋が見えてくると「走って登ってしまおう!」という気分に駆られます。しかし、それをしてしまうとあっという間に息が切れてしまい、かえって時間がかかってしまいます。これは、勉強においてもよく見られることで、「今日は宿題を5時間かけてやったぞ!」と喜んだはいいものの、次の日には「昨日多くやったから今日は・・・」という気分になり、結局コンスタントにやっていた方が早く終わっていた。なんていう話をよく耳にします。さらに、まとめてやってしまうことによって時間が空いてしまい、学習内容が身につかなくなってしまうという弊害も生まれます。
2020年も残すところ2カ月となりました。前半からコツコツ進められてきた人はその調子で頑張りましょう。これから始めるぞという人は、目標に向けて逆算して計画的に進めるようにしましょう。学習内容を定着させるためにも少しずつ進めることが重要です。
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