ストック
間違いストック(自宅学習)
今回はテストなどで間違った問題のストック方法についてお話しします。
やり方はそれほど難しくはありません。間違った問題を「間違いノート」に書くだけです。ただ、その書き方とまとめ方にポイントがあります。まずノートは見開きで用います。ノートの最初のページと最後のページは使用しません。見開きの左ページは間違えた問題を書くページです。本当に問題「だけ」を書きます。答えは書きません。答えは解説と一緒に右ページに書きます。模擬試験では、詳しい解説つきの正答がもらえて、それだけでも模試を受ける価値があるほどですが、その詳しい解説をノートに書き写すことでより学習効果が得られます。間違えた問題の解説を読むだけでは、その瞬間は「へー、そうなんだ」と納得するでしょうが、すぐに忘れてしまいます。間違えた問題の隣のページに書き残しておくことで、その詳しい解説がいつでも確認できるようになるのです。
↑ 実際の「間違いノート」です。
さらに、3年生(中学でも高校でも)の秋以降になると毎月テストがあるようになりますが、その都度、「間違いノート」の左側の問題を解けば、自分の弱点である問題を集中的に復習できるようになります(左ページの問題を解くときは右ページを隠して解きます)。また間違えてしまったら、右側の解説を見返して復習すればいいのです。
ただテストを受けるだけではもったいない!テストを受けるごとに学力が上がっていくような、そんな復習を心がけましょう。
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