書くの嫌い
きれいな字って何?①(自宅学習)
字を日頃から丁寧に書けない子は、周りから「きれいに書きなさい」と注意されており、「きれいってどうすればいいか分からない」→「また注意される」→「書くのが嫌い」となってしまっている時があります。
字がうまく書けない原因は様々で、対応もそれによって変わります。しかし、どんな子供にも「雑」や「汚い」などこちらが思ったままの言葉を言ってしまっては、子どもの意識が親の思い通りに変わるどころか、書くことに恐怖をもたせるだけです。
ノートをまったくとることが出来なかった中学一年生の男の子。たまに持って帰ってくるノートは真っ白で、普段の字も決して読みやすいものではなかったのですが、それに対する周りの指摘はさらに悪化させていたのではないかと思えるほどでした。自分が書いた字に「?」と書かれたり、鼻で笑われたりすれば、誰だって字を書くことが嫌になります。
今ではノート提出で「A」の評価をもらえるようになり、毎週ノートを持って帰ってきては「見ていいよ」と言ってくれます。学力面ではまだ遅れがありますが、成績表にAが初めてつき、Bも増えたため、勉強に以前より前向きに取り組むようになりました。ゼロから始めて続けることは大変きついものです。努力が無駄だったとならないように今後も全力でサポートしていきます。
どのようにノートを書くようになったかはまた次回書きたいと思います。
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