体に異変?
集中するのが苦手①(発達障害)
私はこれまで勉強に集中できないという生徒さんを何人か担当してきました。集中できない理由は生徒さんによって様々な違いがありました。その中で偶然かもしれませんが、発達障害の生徒さん何人かに共通していたことがあります。
それは勉強をしていると体がかゆくなってしまうことです。特に多かったのは漢字を書く、算数の計算をするなど鉛筆で文字を書くときに体がかゆくなってしまうことでした。どうしても体のかゆみに意識がいってしまい、鉛筆をおいて体をかく、そうなると文字を書く事が進まなくなってしまい授業自体がそこでストップしてしまいうといったことが何度もありました。
体がかゆくなることは仕方がないことですが、それも度が過ぎると学校の授業でも先生の話を聞いていなかったなど支障が出てしまいます。生徒さんをよく観察すると、同じ勉強でも自分が得意な分野や好きな科目の勉強をしているときには体がかゆくなることが比較的少ないことに気がつきました。集中していれば体のかゆさも気にならない、集中できないときは体のかゆみに敏感になっていたのです。そこで苦手な分野でも体のかゆさに意識がいかないように工夫をしながら授業に取り組んでもらいました。生徒さんに授業でどのように取り組んでもらったのか次回紹介します。
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