忘れていい
聞いているけど分からない➂(自宅学習)
たとえ上手な説明をして、その時は子供に伝えられたとしても、子どもが覚えていられることはごくわずかです。学校など外で色々なものを見て、色々な刺激を受けている中で、大人が望むことをすべて覚えていろは無茶な要求です。ましてや今は子どもの興味を引くものは探さなくともたくさん転がっていますから、大嫌いな勉強のことなど二の次です。
そうだとしたら、生徒さんと勉強する限られた時間で何をするべきか。
それは、「なんとなくでも出来そうと思わせること」と「忘れた時に思い出すきっかけ作り」だと考えています。一緒に勉強して出来るようになるわけではなく、生徒さん一人で反復することで勉強は出来るようになります。忘れてしまうことも間違えることも悪いことではありません。そこで投げ出してしまうことが悪いことです。
「忘れちゃった、どうしよう!」となった時、そういえば先生はこんなこと言ってたと思い出せるような短いワードを生徒さんと共有したり、指導内容を書いたまとめノートを残したりなど諦めるきっかけをなくしてあげることが大事だと思います。
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