寄り添う
家庭教師だからこそできること⑦ 〜身近な存在として〜(不登校)
みなさん、こんにちは。
最近は過ごしやすい日もあれば、暑いといって良いくらいの日もあり、一気に初夏になって来たかなと感じています。
5月上旬には黄砂も飛来し、まだ花粉も飛んでいるため、体調を崩さないようにしていきましょう。
前回までは、kくんの指導がようやく軌道に乗り、作文指導を中心にしていることまでお話しました。
その後も、休みになることはあるものの、入試までなんとかモチベーションを保ち続けられました。本人も高校には行きたいとのことだったので、その気持ちの表れだと思いました。
しかし、入試1週間前になると、kくんの心の不安が増大し、休みが増えていってしまったのです。
正直、入試の不安はあるものなのである程度予測は出来ていました。
本人には、体調を一番に考慮して休ませ、その間、学校の担任の先生及び保護者の方との話し合いで、どのように受験させるか等の段取りをしていくことにしました。
3,4日の静観の後で、本人が保護者を通じて、学校の先生に作文をまた教えてほしいとの話をしたそうです。
今までのkくんではそこまで行動的になれないのではと思っていましたが、本人の意思の強さと成長を感じられました。
本人的にも後々聞くと、不安で仕方がなかったけど、この機会を逃せば高校には入れないから、ここだけは頑張ることにしたそうです。
私としては正直、どこまで彼にやってあげられたのかはわかりませんが、少なくとも、彼本人そして保護者の方から、長い間見てもらえてありがたかった旨のお話をお伺いしましたので、何かしら、きっかけや心の支えになれていたらと思います。
生徒さんとの信頼関係を築く上で、生徒さんの話も聞きながら、みんなで乗り越えようと、寄り添ってあげることで、生徒さんには身近な頼れる先生として、力になってあげることが必要なことのうちの1つだと思いました。
もちろん、勉強面ではそれだけではありませんが…
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