板書でGO
板書を制する者はテストを制す!?(定期試験対策)
前回、「先生を攻略しよう!」というテーマでお話をしましたが、今回はそれにも関わってくる「板書」についてお話したいと思います。
各科目の先生が何を伝えたいのか、何を理解してほしいのか。
それを分析する最大のヒントは、ずばり板書になります。
どの科目であれ、一回の授業の時間は限られています。
限られた時間の中で、どんな内容を扱うのか。
また、それをどのような形で伝えるのか。
考えに考えて作られたものが、皆さんが毎日ノートに書き写している「板書」です。
勿論最低限教えなければいけない内容は決まっていますが、その中でどこを強調して教えるのか、またどのようにして教えるのかは先生一人一人に委ねられます。
そのため、先生によってノート授業かプリント授業かが分かれることもあれば、用語の重要順が赤・黄・白であったり黄・青・白であったりということも起こるでしょう。
しかし、それらは先生個人の中ではルールとして確立しています。
ある先生のルールを理解してしまえば、テスト前にどこを重点的に勉強すればよいのかが一気にわかりやすくなるのです。
「黄色と赤の用語を覚えておけばとりあえず7割は取れる」
「この先生はノートの端に取らされたメモ欄からもテストに出してくるから確認しないと」
「プリントの穴埋めだけじゃなくて、まとめの矢印があるところは記述で出されやすい」
などのルールが頭に入っている人といない人で、点数に差が出るのは明らかです。
また、最近ではノート提出がある学校が殆どで、全科目とは言わないまでも、主要五教科でノート提出があるという生徒さんが多くいらっしゃいます。
特に提出用のワークが無い科目では、「関心・意欲・態度」を判断する材料が少ないため、ノートの内容で評価を決める先生が多くいます。
そういった先生の殆どは、「ただ出しただけ」ではよくてB判定で、「先生の書いた板書を完璧に網羅してあり、さらに先生が授業で言ったことなどをメモしている」場合のみ、A+(またはA゜)をくれるのです。
「学習内容が定着しているかどうか」を私達が小テストなどでチェックすることは出来ますが、「先生が授業で何と言っていたか」は皆さんの板書でしか確認することが出来ません。
円滑にテスト対策を進めるためにも、内申点を高くつけてもらうためにも、是非、毎日の板書への意識を高く持つようにしてください!
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