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学習障害:漢字・文章読解や算数の文章題が苦手、私立中学の受験を希望(Q&A)

2022.11.21

ジャンプには発達障害の生徒さんの保護者から様々な質問や相談が寄せられます。
そうしたご質問の一部をご紹介いたします。

お子さん:小学校4年 LD(普通級)

登場人物A

学習障害と診断されてますが、知的な遅れはあまりないとされています。
とばし読み、漢字が正しく読めないなど文章読解に問題があります。算数も計算はできますが、文章問題が極端に苦手です。
発達障害への理解のある私立中学を受験したいという希望もあります。文章の読解力を身に着けながら受験指導もお願いすることは可能でしょうか。

登場人物B

はい、もちろん可能です。国語の読解力は大きく説明文の読解力と物語文の読解力に分かれます。どちらにとっても必須なのが「読むスピード力」「語彙力」の2つとなります。
個別に必要になるのが説明文であれば指示語や接続詞など文章を正確に読み取る力、物語文であれば心情を読み取る力(=語彙力になります)となります。
とばし読みや正しく漢字が読めていない状況ですと、そもそも書かれてる文の意味も理解できていないことになりますので、「読むスピードを上げる」「語彙を増やす」ことより先に、「文章を正確にじっくり読むトレーニング」が必要になります。

登場人物B

そのためには「漢字の読みと意味を強化するトレーニング」「ワーキングメモリなど認知機能を強化するトレーニング」「ビジョントレーニング」「運動」など、様々なトレーニングを家庭教師以外の日に行ってもらう形になるかと思います。そういった地道なトレーニングの積み重ねを経て、少しずつ読解の土台作りが出来ていけば、受験に向けた指導へと入ることも可能になると思います。

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