己を知る
面接試験への第一歩(資格取得)
公務員試験では必ず面接試験が実施されます。公務員試験の受験生は筆記試験の対策に多くの時間を割く方がほとんどで、面接試験対策にしっかり取り組んでいる方は非常に少ないように思います。
しかし、地方公務員、警察官、消防官などほとんどの公務員試験では筆記試験よりも面接試験の配点比重が高いため、いかに面接で高得点を取るかが合否の分かれ道となります。
では面接試験はどのように対策すればいいのでしょうか。
面接試験対策の第一歩は「自分の印象を知ること」です。話している時、自身で思い描いている自分の姿と実際に聞いた相手が感じる印象には大きな差があるものです。極端な例ですが、自分では明るく話しているつもりでも、聞いている側からは暗い印象を持たれている、といった場合もあります。 これではどんなに良い内容を話しても高評価とはなりません。面接試験は面接官が採点する試験です。だからこそ自分の話している姿が他人の目からどう見えているかを知ることは必要不可欠です。
こういった面接についての話を公務員試験対策を担当している生徒に話すとよく「面接試験って何を聞かれるんですか?」、「面接試験って何を話せばいいんですか?」という二つを質問されます。
次は面接試験で話すべき内容についてお話します。
まず頭に入れておくべきことは、公務員は一般企業とは異なり特殊な職業であるということです。それぞれの職業の特徴、なぜその仕事を志望したのか、これは面接試験で間違いなく重点的に質問される項目です。特に志望理由についてはなぜその仕事に就きたいのか過去の経験をまじえて自分自身のことを面接官に知ってもらえるよう具体的に話せるようにしなければなりません。
もう一つ重要なことは受験する地域と他の地域との違いを理解しておくことです。地方公務員や警察、消防の場合、各都道府県や市町村ごとに募集があります。実際に面接試験を受けた生徒の中に「同じ消防だけど○○県の試験は受けないの?」という質問をされた子がいました。職種が似ているからこそ地域ごとの違いを理解し、なぜその地域で働きたいのかしっかりと考えておかなければいけません。
近年、公務員試験は年々倍率が高まっています。面接試験を通して自分のことを知ってもらうことの重要性は以前よりも増しています。そのための準備には筆記試験以上の時間をかけて行わなければならないのです。
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