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先手をとれクリップマーク

学校の授業を少しでもわかるようにするために(自宅学習)

2016.9.2

残暑が続く中、皆さんは体調いかがでしょうか…?このブログが上がる頃には恐らく9月を迎えて授業を受けている頃だと思います。よくよく考えてみれば、宿題の質については初めのブログ「提出物の採点基準」でも書いた覚えがあるので、今回は少し違う話にします。

さて、私はよく指導の時に、「先手を引く」、「後手を引く」とよく言うことがあります。その他にも、「この問題の攻め方は…」など多彩な特徴のある言い回しをよくしているようです。要するに口癖ですね。私はよく将棋や囲碁を見たりしていて、指すのも好きです。そのため、囲碁や将棋の解説番組でよく「ここを先手で決めて…」や、「ここを後手に回ると…」などいっているものですから、その言い回しを真似するようになったのでしょう。そこで、先手とか後手とか勉強ではどのような意味になるのか、考えてみようと思います。

まず「後手」ですが、辞書で調べれば「他に先を越されること。また、相手に先に攻められて受け身の立場になること。」とあり、囲碁や将棋の言葉では「自分の着手に対し、相手が受けてくれず、他の好所に先着されてしまうこと。」とあります。これを学校のことに置き換えてみると…

「宿題を先生に言われてからやること」

このようになりますよね。確かに、先生が言ってくれなければ、やるところはわからない。確かにそうです。そうですが…、これだと、いざ病気で寝込んだり、部活が忙しいとかで宿題が溜まれば、テスト前などに悲惨な目に逢うこと間違いなし…。

そうならないために、ではどうすればいいのか…。答えは簡単です。先生がどんな宿題を出すのか予測すればいいだけですよね。例えば、英語であればLESSON3に入るのであれば単語チェックや本文写しと訳付けなど、文法をやったのであればその部分のワークをやるなど、先生の今までの宿題の出し方を思い出せば容易に想像できると思います。

「先手」を取ること、すなわち、先生の宿題を予測してやっておくこと。これができれば、学校の授業で先生に怒られることなく、しかも、習ったことをより深く覚えておくことができます。テストでもできる問題が増えて、勉強が楽しくなるし、遊ぶ時間も十分に確保できますよ。

みなさんも、「先手」が取れるように、今からでも遅くありません。頑張ってみて下さい。

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