何が本当?
夏休みの反省②(自宅学習)
「先生…実は感想文は指定の本じゃないといけなかったようで…この前部活で学校に行ったとき、お友達から『感想文は指定の3冊の中から選んで書くんだよ。』と教えてもらったみたいなんです。学校の図書館は閉まっていたので、この前慌てて本屋で買ったんです。」
指定の図書…
そんなこと夏休みの宿題一覧には一言も書いていませんでした。
“B4用紙2枚以上”と書いてあるだけです。
勿論、読書感想文に関する別紙等も見当たりません。
学校の先生は口答のみで感想文の注意点を伝えたのでしょうか…
指示をメモするのが苦手なI君にとって、それは酷な事です。
期日も迫っていたため、その日は感想文に書く内容をI君と決め、次週までに清書するように伝えました。
そして翌週。
お母様から「先生聞きました?感想文、結局好きな本で良かったんですって」とお話が…
二転三転してもう意味がわかりません(笑)
色々と話を聞いていくと、混乱が起きていたのは読書感想文だけではなかったようです。
英単語は毎日10回ずつノートに書いて、ノートを提出すること、美術は指定の紙に作品に関することを記入して提出すること等、どちらも記載のない情報ばかりでした。
出し方を間違えていたのはI君だけではなく、学年で何十人もいたようです。
結局提出の仕方を間違えてしまった子達は、終わるまで何日間も居残りをしなければなりませんでした。
今後同じような事が起こらないように、お母様はどうやらクラス・部活の親御さん同士のグループを作って、提出物や連絡事項のやりとりをしているそうです。
今まで学校の配布物や生徒さんからの情報(覚えていないことが多いため参考程度)で提出の仕方を管理していましたが、それだけでは足りないということを学びました…
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