何をする?
ケース7:学調前にすべき3つのこと(自宅学習)
11月に入り、肌寒くなってきました。静岡の中学生にとっては、テストや学調前の時期ですね。
特に中学3年生にとっては、12月1日の学調が高校入試の模擬試験として実力を確かめるとても重要なテストになります。受験生の皆さんは、学調に向けて一生懸命勉強をしていることと思います。しかし、9月の学調と違い夏休みのような長い休暇を使って対策の時間をとれるわけでもなく、定期テストと時期が近いため学調対策に思うように時間を割くことが出来ない場合が多いです。中学1年生から3年生の今までの範囲が全て出題範囲に含まれるとなると、この短期間で何をすればいいかがわからず困っている生徒さんもたくさんいるかもしれません。
そこで、今回は学調に向けてするべき3つのことを書きたいと思います。
①基本問題を落とさないよう徹底!
やはり基本をおろそかにしてはいけません。学調対策でよくある失敗としては、難しい問題ばかりを対策して、本番で簡単な計算や語句の問題を間違えてしまうことです。これでは意味がありませんね。過去問や模擬テストを繰り返して、ここならいつでも解ける!という部分を増やしていきましょう。
②時間配分を体で覚える!
学調は時間との戦いです。ゆっくり考えれば解けるというのは、悪いことではありませんが点数には結びつきません。過去問や模擬テストを使って勉強するときは、必ず時間を計って練習しましょう。どうしても解けない問題があったら、その問題を後回しにしていいので先に解ける問題を一通り解いてしまいましょう。わからない問題に時間をたくさん使って、解ける問題に手をつけずテストが終わってしまうというのが一番もったいないです。また、後から解いたらさっきは思いつかなかった答えをひらめいたということもよくあります。
③体調管理を万全に!
3つ目は基本ですが、体調管理に気を配ることがとても重要です。実際、テスト勉強を頑張るあまり前日の夜遅くまで起きている生徒さんも少なくありません。直前までテストの点数を1点でも上げようと努力する姿勢は素晴らしいのですが、それで体調を崩して当日テストに集中出来なかったというようなことがあれば本末転倒です。入試本番を控えたこの時期だからこそ、体調管理をしっかりして万全の状態をつくる練習をしておきましょう。
以上、「基本問題を徹底する」「時間配分を覚える」「体調管理を万全にする」という3つのポイントをおさえて学調に臨んで欲しいと思います。
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