勝負の夏
勝負の夏(自宅学習)
もうすぐ夏休みです。楽しい夏休みですが、受験生にとっては勝負の夏です。この「勝負の夏」には色々な意味がありますが、1つ大きな意味があるのは「部活動の無い休日の過ごし方が形作られる」という点です。
中学生も高校生も、部や大会を勝ち進めたかどうかによって多少前後はしますが、多くの場合、今まで休日の多くの時間を費やしてきた部活動が終わります。終わってすぐに夏休みに入りますので、何も考えずにいると、今まで部活動に当てていた時間を何となくボーっとして過ごすことになりかねません。そして、夏休みにこの「ボーっ」に慣れてしまうと、夏以降も同じ様に「ボーっ」と流すようになってしまいます。反対に、夏休みに今まで部活に当てていた半日のほとんどを勉強に当てる生活に慣れていると、夏以降学校が始まってからも時間のある限り机に向かうことが自然になります。
中学3年生の部活がある1学期までの平均勉強時間は大体2時間弱です。部活が終わり、帰宅時刻が3時間くらい早くなる2学期以降の平均勉強時間は大体3時間です。平均だと1時間しか増えないのです。何故か?それは「3時間早く帰って来るので勉強時間が2~3時間増えて4~5時間になる」生徒さんと、「3時間早く帰ってきても勉強時間が2時間弱のまま変わらない」生徒さんがいるからです。だから平均すると1時間くらいしか増えないのです。受験本番に向けて、志望校合格に向かって、成績を伸ばしていくのはどちらか? 言うまでもありませんね。
覚悟と計画性を持って「勝負の夏」に臨みましょう
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