あやふや
「悩む」(自宅学習)
みなさんは普段生活する中で悩むことはありますか?おそらく大なり小なり日々悩むことはあるかと思います。
勉強において「悩む」ことは避けたいと多くの方が考え、悩みが大きいからこそ塾や家庭教師をつけると思います。
しかし、この「悩む」ことが勉強の中においてはとても重要になります。
通常、家庭教師では生徒さんが苦手な単元を教え、演習をして定着をはかります。ところがこれだけでは根っこの部分から定着しないことがあります。この場合、問題の出し方が少し変わるだけで対応できなくなります。
例えば中学三年生で習う「平方根」という単元ではどうでしょうか。「9の平方根をもとめなさい。」と「二乗して9になる整数をもとめなさい。」の二題を比較してみると、解答は同じになりますが、文言は違いますよね?しかし、根本が理解できていないと別物と判断してしまいます。ここで躓く場合、私は自分から答えは言いません。
まさにこの場面で生徒さんが「悩む」ことが大切なんです。教科書で調べながら、自分で答えを導き出す。正解でなくても答えを導き出す。「脳」を最大限使うのがこの時です。そして脳をフル稼働して解いた問題は理解がとても深まります。忘れにくくなります。さらには、今まであやふやであったことがハッキリとします。
生徒さんの多くは、この「悩む」ことを敬遠します。家庭教師として、この「悩む」機会をたくさん作り、より深い理解を通して勉強の楽しさやわかった時の喜びを伝えてあげたいと思います。
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