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持続可能性クリップマーク

勉強を毎日続けるスタイル(自宅学習)

2016.11.12

ビジネス用語でサステナビリティという言葉があります。日本語で言えば、「持続可能性」という意味です。仕事では持続的に収入を得られる持続可能性は重要ですが、勉強にとっても重要な話です。皆さんの勉強方法は、十分な持続可能性を持っていますでしょうか。

十分な持続可能性を持っているというのを簡単に言えば、それを毎日続けられるということです。これは結局、勉強の量の話に帰着するのですが、多すぎても少なすぎてもダメです。

多すぎる状態というのは、例えばテスト前だけ猛勉強して詰め込むだけ詰め込もうとする試みです。しかもそれがテスト前日だけだったりするわけです。一気に知識を詰め込もうとしても、一度に覚えられる量には限りがありますし、こうした勉強法では、テストが終わってしまえば、勉強内容を忘れてしまうでしょう。何より0から何もかも詰め込むこの方法は、正直しんどいです。何もしないよりはマシとは言え、一番ダメな勉強方法といえます。

かと言って、習ったことを忘れてそれっきりになってしまう程度の量では、勉強量が不足しています。わからないこともだんだん積み重なっていき、結局テスト前の詰め込みを招くことになるでしょう。

では、適切で持続可能性の高い勉強スタイルとは何でしょうか。

それは、毎日その日習った勉強内容を、その日のうちに復習し、定着をはかるというものです。忘れてから勉強し直すよりも、覚えているうちに復習した方が、効率はいいですし、しっかり身につきます。きちんと身についたことは、時間が経ってから復習する際にも、簡単に確認すれば十分なので、時間をそれほどかけなくてもよくなります。その分、それでも忘れてしまった部分の勉強に時間を割けばいいわけですね。この勉強法であれば、自分の頭の中に、勉強の土台を少しずつ築いていくことができるので、わかることやできることが少しずつ増えていくことが実感でき、勉強の楽しさに繋がっていくことでしょう。

勉強を楽しく感じることができれば、自発的な勉強に繋がっていき、持続可能性も高まっていくわけです。皆さんも良いサイクルで勉強できるよう、持続可能性を持ったスタイルを培っていきましょう!

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