想像させる
やる気と想像力(自宅学習)
子供が勉強に手を付けずに怠けていると見えた場合、「勉強しなさい。」「勉強しないと~になるよ」などの言葉が出てくるかと思います。
しかし、子供に「やらないとどうなる」といくら話したところで反発するだけです。例えば、「宿題を終わらせないと、テレビ観られないよ」と言われた場合、子供はテレビが観られなかった自分を想像し、嫌な気分となります。結果、目の前の勉強を嫌がります。
やる気は未来の楽しそうな自分を想像することで出てくるものです。実際、大人でも「やらないとだめだ」と追い込むよりも、「これが終わったら、楽しいことが待っている」と想像できた方が断然取り掛かりやすいかと思います。
しかし、子供は自分で先の事を考えることが難しいため、周りの声を重視します。「これが終わったら、どんなことが待っているのか」と親の言葉に期待します。
危機感のない子供を見るとどうしても「やらないとこうなるよ!」と強く当たりたくなりますが、それは大人の不安から出る言葉です。子供にやる気を与えるためには「やらないとどうなる」ではなく、「やったらこんなことが待っている」という声掛けが必要となってくると思います。
必見! 発達障害ブログ
- 発達障害と特別支援学級(高田先生)
- 発達障害と中学受験(高田先生)
- 中学受験「偏差値50」2科目か4科目か(高田先生)
- 中学受験「偏差値40台」応用問題(仲間先生)
- 中学受験『算数の計算ミスは致命傷になる』(高田先生)
- 発達障害と漢字の覚え方(今泉先生)
- 発達障害と英単語の覚え方(高田先生)
- 勉強ができないのは発達障害のせい?(尾崎先生)
- 発達障害とWISC知能検査(今泉先生)
- ワーキングメモリと勉強(高田先生)
- 発達障害と志望校選び(鎌田先生)
- 発達障害とカラーテスト(深澤先生)
- 発達障害と白黒思考(岡田先生)
- 発達障害と小学生の算数(儘田先生)
- 発達障害と小テスト(山中先生)
- 発達障害と親の言葉(高野先生)
- 発達障害と不登校(島田先生)
- パズルで簡単!楽しく身につく漢字学習指導法(鎌田先生)
- 発達障害と漢字の必要性(高田先生)
- 発達障害とケアレスミス(儘田先生)
- 漢字を覚えられないのはなぜ?(田中先生)