書き始め
読書感想文のコツ(書き始めはこう書く!)(発達障害)
夏休みの宿題で親が苦労する宿題のツートップ、それが読書感想文と自由研究であることに異論はないかと思います。
その読書感想文のコツについて少し書きたいと思います。
私自身いままで小学生の国語はたくさん指導してきましたが。読書感想文の指導をしてほしいと頼まれることがなかったため、今回とても新鮮な気持ちで読書感想文と向き合うことになりました。
最もオーソドックスな感想文は、あらすじを書きながら、
最初の~というところがとてもすごいと思いました。
そしてそのあと~をしたのが、すごく驚きました。
といった「秘儀!あらすじ追い」ですね。
私が今回指導した生徒さんには、「最初の出だしで読み手の心をグッと掴むことが大事なんだ。だから書き始めは本のことではなく、自分のことを書こう」と話しました。
実はこれ、本当にとても大事なことでして、特に低学年の子供の場合、最初の5行をスムーズに書けるかどうかがその後のモチベーションに大きな影響を与えます。
何からどう書けばいいのかがわからなくて拒絶反応を起こしてしまうと、そこから挽回するのは親もかなりのエネルギーを使うことになります。
生徒「自分のことって?」
私「この本で一番印象に残ったところはどこかな?」
生徒「うー、、、わかんない」
私「じゃあね、一番気に入った登場人物は誰かな?」
生徒「○○と△△!」
私「おー、二人いるんだね。じゃあその二人のどういうところが気に入ったのかな?」
生徒「仲の良いところ」
私「おし、じゃあ~ちゃんが普段仲の良いのは誰?」
生徒「妹!」
私「よし!じゃあ私と妹は普段どんなことをして仲が良いのかをまず書いてみよう。出だしはそれで完成だ!」
書き出しはこのようになりました。
↓
そこからも「私から質問」→「生徒が回答」→文にする、を繰り返し、なんとか一日で原稿用紙2枚半完成しました(小2です)
「秘儀!自分語り」と名付けますね!
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