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作文のコツ「作文四天王」(発達障害)

2020.8.14

作文四天王

プロ家庭教師のジャンプに入会される生徒様の中には、国語の作文がどうしても書けない、という悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。

市販の参考書などを読んでも、「起承転結が大切」「段落分けをしよう」といった文の構成や、「です、ます、で揃えよう」「句読点に気をつけよう」といった文法的な事ばかり書かれてあって、(結局どう書くの?)と実際に鉛筆を持ってスラスラ書けるようにはイマイチならないようです。

そこで、プロ家庭教師のジャンプで実際に小学生の作文指導をしている先生に作文のコツを聞いてみました。

すると、「作文四天王ですよ。」と謎の回答が。

なんですか?それ?と尋ねると、「作文のコツは、たった4つの事を交ぜれば簡単に書けるようになりますよ。それを作文四天王と呼んでいるんです」と!そこで今回は、プロ家庭教師のジャンプS先生が日頃から作文指導でレッスンしている作文四天王というものについて、特別に伝授したいと思います!!

 

作文が大好きになる

  1. ストーリーにする
  2. 感情を入れる
  3. 会話文を入れる
  4. 擬音語を入れる

①は全体像についてのアドバイスになります。②③④は文の中に織り交ぜることで中身が膨らんでいくものとなります。まずは何も考えずに書くとこうなります。

昨日、お母さんと、スーパーに行った。クラスメートのたかしくんに会った。お母さんに、ポテトチップスを買ってもらった。

これに①ストーリーを入れると

昨日、お昼にお母さんとスーパーに行った。そこに、クラスメートのたかしくんがいた。それから、お母さんに、ポテトチップスを買ってもらった。

次に、②感情を入れます。

昨日、お昼にお母さんと、大好きなスーパーに行った。何か買ってもらえるかなぁとワクワクした。そこにクラスメートのたかしくんがいた。いきなり出会ってビックリした。それから、お母さんに、大好物のポテトチップスを買ってもらった。

さらに、③会話文④擬音語を入れます。

昨日、お昼にお母さんと、大好きなスーパーに行った。何か買ってもらえるかなぁとワクワクした。「あ!岡田君だ!」どこかで聞いたことのある声が後ろからいきなり聞こえ、ビクッと振り返るとそこに、クラスメートのたかしくんがいた。いきなり出会ってビックリした。「たかしくんもよくここのスーパーに来るの?」と聞くと、「ううん。初めてだよ」と答えてくれた。それから、お母さんに、大好物のポテトチップスを買ってもらった。バリバリっと音をたてて食べた。とてもおいしかった。

どうでしょうか。最初の味気ない文章が、作文四天王を入れることで見違えるような文に生まれ変わっていますよね。作文四天王を気にしながら一度皆さんも文を書いてみてくださいね!ちなみに日記や絵日記にも活用できますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

また、この夏休みは夏の課題として例のアレが出ている生徒さんも多いかと思います。

夏休みの風物詩、別名「母の宿題」。

そう、「読書感想文」です。

よくある小学生のパターンが、

最初は〇〇と△△と□□の三人が出てきました。〇〇は〜が好きで、△△は〜が得意で、、、途中で□□が〜になって、そして〇〇が〜しました。それから、、、、

と、本のあらすじをひたすら書いていくやつです。「あらすじ必勝法」とも呼べますが、これは作文用紙を埋めるには便利ですが、「感想」はどこにも入っていないですね笑

 

低学年、特に小学1年生や2年生あたりだと、本を読んで「どうだった?」と尋ねても「うん。おもしろかった」で終わってしまいます。

ではどうすればいいのか。

読書感想文を上手に書くコツ、それは母親の『発問』です。

「発問?質問とどう違うの?」と思われるかもしれませんので、ここで簡単に違いをお伝えしておきますと、

 

質問・・・本文を読めば答えが明確にわかるもの。一問一答で答えられるもの。

発問・・・本人の思考や意見を問うもの。答えは無限に広がっていくもの。

 

といったところでしょうか。

親が子供に「〇〇君はどうして〜しちゃったんだろうね」「そのとき(子供の名前)は、どう思ったのかな?」

とお子様の思考を無限に引き出していく発問をしていくと、書くべきネタが出てくるはずです。

 

具体的にどういう順番で、どういうつなげ方で、書いていけばよいのか。

(書き方のフォーマットがあれば便利なのに)というお母さんの声が聞こえてきそうですが、実はフォーマットを掲載しているサイトもあるのです。発問によって出た子供の言葉を枠に入れるだけで完成していく魔法のような読書感想文のフォーマットが手に入りますので最後にご紹介しておきます。

読書感想文〜すらすら書ける書き方シート〜


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プロ家庭教師のジャンプには発達障害(学習障害やADHD、自閉スペクトラムなど)を抱えた生徒さんの指導に豊富な経験があります。
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