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夏休みの計画の立て方(発達障害)

2020.7.16

今回は、中学3年生の一番大切な「夏休みの期間」で効率良く学力を伸ばすための「計画の立て方」についてお話したいと思います。

今年の新型コロナウイルスの影響もあり夏休みは地域によって期間が様々ですので、一人ひとりの生徒さんの状況に合わせた計画を作ることが非常に重要となるでしょう。

 

ポイント①
勉強の目標を定める!

まず、夏休みの勉強によってどの程度の目標を達成しなければならないのかを考えましょう。夏休みには高校見学など様々なイベントがあったりもするので、この時期になると志望校がある程度みえてくる生徒さんが多いと思います。自分が行きたい高校はどのくらいの点数を取らなければ入れないのか、夏休み明けのテストでその点数を取るために各科目でどのくらい点数を取りたいかという目標を立てておきます。ただ、その目標を立てること自体がとても大変だとは思います。特にプロ家庭教師のジャンプに在籍している中学生の生徒さんたちの大半は

□勉強が苦手

□わからない問題が多すぎて何がわかっていて何がわからないのかが、わからない

□計画の立て方がわからない

といった状況にあるからです。

ですので、これから夏休み本番を迎える受験生に我々家庭教師ができることの一丁目一番地がこの「夏休みの細かい学習プランを作成してあげること」だといえます。

逆にいえば、担当している教科については、単元ごとに、生徒がどこがどこまで理解しているのか、どこが曖昧で、どこがまだ全然できていないのか、そういった細かい習得情報は我々プロ家庭教師がすべて把握していなければならないわけです。

 

ポイント②
時間を決める!

目標(やるべき単元や問題の選定)が立てられると、1日どのくらいの量をやるべきか、8月8日は何時から何をやって、8月9日は何時から何をやって、と毎日の時間スケジュールを考えることが必要になります。

もちろん、これらも自分一人では判断がつかない場合が多いと思いますので、そのような生徒は計画を一緒に立てていきます。

ここで立てた計画に沿って夏休みの勉強を進めることになるので、無理のないように実行できる内容を考えて決めましょう。

ポイントとして、勉強以外の計画についても少しこちらからアドバイスしていくことが挙げられます。

例えば、、

□朝起きたらまず外に出て日光を浴びる!

(セロトニンの分泌を促し、心を健康に)

□朝ごはんは必ずしっかりとる

□軽く汗をかく程度の運動をこころがける

□時事問題対策として新聞を読む

□読書をしてみる

など、たくさんあります。

 

ポイント③
目標を達成できているか途中で確認していく!

 

計画を立ててそれを実行する上で、今までにやってきたことが本当に自分の力になっているのかを確認する時間を設定しましょう。

プラン→ドゥー→シー

英語で書くと

plan → do → see。

計画して、やってみて、見直す。

例えば、1週間で歴史を一通り学んだら、週の終わりにやったところの復習テストをやってみる。そして本当に一人で答えられるようになっているか、解答用紙に正確に答えられているか自分で確認する、ということです。

 

夏休みは長い休暇になります。細かく自分の勉強を省みる時間を取ることで、自分の勉強が最初に立てた目標に沿って進めるよう舵取りをしていくことが大切です。

 

受験を控えた皆さんにとって、夏休みにどれだけ成長できるかで自分の進路が決まります。そして事前にしっかりとした計画を立てて実行すれば夏休みに大きく成長できるはずです。
夏休みにどうやって勉強の計画を立てれば良いか分からずに悩んでいる方、ぜひ上にあげたポイントを参考にしてみて下さい。大事な夏休みを有意義なものにしていきましょう。

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