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支援級がないクリップマーク

発達障害と高校受験「通信制高校 」(発達障害)

2020.8.29

中学までは支援級に通っていたというお子さんや、不登校だったお子さんにとって、高校進学はひとつの壁があります。それは高校には支援級が無いということです。
高校は支援級が無くなること、また不登校の場合は出席日数の関係や内申点の関係で行ける高校の選択肢が急に狭まる気がしてしまいます。

 

でも、一口に高校と言ってもいくつか種類があることをご存知ですか?

高校には全日制、定時制、通信制の3つの種類があります。

発達障害:新しい選択肢としての通信制高校

この中でも今注目を集めているのが通信制高校。自分のやりたいことと両立しながら高校卒業資格の取得を目指せるのが通信制高校です。通信制高校とは通信により高校での学習課程を学び、単位を習得する高校のことを指しますが、他にも「通学コース」を設置してあるところもあります。通学コースとは文字通り毎日学校(通信制高校)へ通い、そこで授業を受ける形式です。通信制高校=通信のみ、とは限らない、いろんなコースが用意されていたりします。

また、通信制高校は生徒1人1人の個性やライフスタイルに合わせてフレキシブルに学習を進めていくことができるのが特徴です。そのため、

  • 美容師やネイリストなど将来の夢を実現するための準備をしながら高校卒業資格を取りたい方
  • 病気療養中や毎日通う学校のシステムに合わせることが難しい方

近年では、

  • 小学校、中学校では不登校だったけど高校に進学したい
  • 学校の勉強についていくことが難しいけど学び続けたい

といった学習意欲に満ちた方々への新たな進路選択肢の1つとなっています。スクーリングはコースごとに1週間の通学日数が設定されていたり、年間の出席日数が決められていたりと学校ごとに多様な形式が採用されています。また、夏の合宿や体育祭、文化祭、スキー合宿、修学旅行など学校ごとの個性的な学校行事も魅力の1つです。

学習形式は登校日に授業に出席したり、課題やレポートを提出したりと生徒1人1人が自分たちのペースでじっくりと学び、学力を付けて卒業資格を取ることができるように配慮されたカリキュラムが組まれています。また単位制の学校のため、授業への出席日数、課題、レポートなどの提出が卒業に必要な単位数を満たすのに必須条件となります。

発達障害:自分のペースでじっくりと学べる

通信制高校には学習に対して強い苦手意識を持っている子たちや提出物の管理が苦手な子たち、集団の中に入ることに不安を感じている子たちなど様々な個性を持つ生徒さんたちが在籍しています。そしてすべての生徒さんたちが高校卒業という同じ目標を持っています。そこで、日頃の授業や課題での単位習得が難しい生徒さんたちも卒業に必要な単位数を習得できるように、春休み、夏休みなどの長期休暇を利用した学校独自のイベントや補充学習の機会を設けている学校もあります。

それぞれの事情でお子さんの高校進学に不安を抱えているお母さん、お子さんの個性に合った新しい学校の形を選択肢に加えてみませんか?ジャンプのプロ家庭教師が通信制高校のレポート課題やテストを万全フォローします!

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