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柔軟性(自宅学習)

2017.8.25

夏休みも終わりに近づいていますが、今回も夏とは関係のない話をしようかと思います。突然ですがみなさん次の問題を解いてみてください。

「たかし君はいくらかお金を持って買い物にいきました。本屋で所持金の3分の2を使い、コンビニで残りのお金の5分の3を使ったところ、400円残りました。たかし君は最初にいくら持っていたでしょうか?」

これは小学生の問題です。特に中学受験の生徒さんはこのような問題は解けなければなりません。しかし、この問題を中学生や高校生に解いてもらうとどうなるでしょうか?私は今まで100人以上の生徒さんたちにこの問題を解いてもらいましたが、正解した生徒さんは1人だけでした。

解かせてみるとある特徴的なことがわかります。それは中学生や高校生の解き方を見ると、ほとんどの生徒さんが最初に持っていたお金をXという文字において「方程式」を使うということです。しかしほとんどの生徒さんは文字においたものの、そこから四苦八苦して答えが出せなくなります。

中高生の頭の中では、「わからないものは方程式で解く」ということが当たり前になっているのです。実は方程式で解くには、当然式が作れなければならないのですが、その式を作るのが一番難しいということに気がついていません。そして式が作れないので、諦めてしまいます。考え方の幅が狭くなり、柔軟性がなくなってしまっているのです。

小学生の問題なので、もちろん方程式でなくても解くことができます。それをあらかじめ伝えていても方程式で解こうとしてしまうのです。もったいないですね。分数の性質を考えれば簡単に解けてしまうのですが、、、

ちなみに私はこの問題を1分で解説します。多くの生徒さんは驚きます。考え方や発送次第でこのような問題は楽しく解くことができます。これが本当の勉強の楽しさではないでしょうか。解き方を知りたい方は是非ジャンプの体験授業をお申し込みください!プロ教師が丁寧に解説いたします!

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