すごろく学習
遊びから学ぶ(自宅学習)
私には未就学のころから担当している小学1年生の生徒さんがいます。この生徒さんは、あまり集中ができなかったり、集団の中で皆と同じことができないことが多々あるようなお子さんです。私はこの生徒さんと1回1時間半の勉強をしています。
この事に関しまして「え!小1で1時間半も勉強できるの?」といった疑問を持たれる保護者の方がよくいらっしゃいます。実際どういった指導をしているのかご紹介させて頂きます。
ある日の指導の流れです。
1、ごあいさつ
2、すごろく
3、10より大きな数
休憩
4、板書の練習
5、ことばの問題
6、がんばったねすごろく
7、ごあいさつ
すぐお気付きいただけると思いますが…
すごろく!これがポイントです。遊びやゲームからもたくさん学べることがあるのです。
すごろくでは、サイコロを使うことで数の認識に繋がります。慣れていくと2つのサイコロで足し算や引き算をしてコマを進めることができます。
まさに算数!
はじめはサイコロの目を数えるだけで精一杯だった生徒さんも、今では引き算や答えが10以上になる足し算がスラスラできるようになっています。また、それぞれのマスにひらがなや物の名前が記載されている物を使用すると、それを一緒に読んで、一緒に書くことで国語の勉強にも繋がります。さらに、初めは一人で夢中になっていましたが次第に「次は先生の番だよね」と順番を守るようになってくれるようになり社会性にも繋がっているのではないでしょうか。
これを通して、遊びながら学べるだけでなく、初めから黙々とプリントをやるよりも集中してくれる時間が長くなることを実感しております。ご家庭でも実践していただくこともあり、楽しい学習に繋がっているようです!
必見! 発達障害ブログ
- 発達障害と特別支援学級(高田先生)
- 発達障害と中学受験(高田先生)
- 中学受験「偏差値50」2科目か4科目か(高田先生)
- 中学受験「偏差値40台」応用問題(仲間先生)
- 中学受験『算数の計算ミスは致命傷になる』(高田先生)
- 発達障害と漢字の覚え方(今泉先生)
- 発達障害と英単語の覚え方(高田先生)
- 勉強ができないのは発達障害のせい?(尾崎先生)
- 発達障害とWISC知能検査(今泉先生)
- ワーキングメモリと勉強(高田先生)
- 発達障害と志望校選び(鎌田先生)
- 発達障害とカラーテスト(深澤先生)
- 発達障害と白黒思考(岡田先生)
- 発達障害と小学生の算数(儘田先生)
- 発達障害と小テスト(山中先生)
- 発達障害と親の言葉(高野先生)
- 発達障害と不登校(島田先生)
- パズルで簡単!楽しく身につく漢字学習指導法(鎌田先生)
- 発達障害と漢字の必要性(高田先生)
- 発達障害とケアレスミス(儘田先生)
- 漢字を覚えられないのはなぜ?(田中先生)