チェック!
本当にインプットできてる?(定期試験対策)
指導に伺っていると、よく「社会は暗記だから大丈夫!」という言葉を耳にします。確かに社会(特に歴史)や漢字、英単語などは暗記物であり、生徒さん自身が勉強しないことには始まらないのですが、その勉強方法について、今回はお話させて頂きます。
以前似たようなお話をした際に、「作業になってはいないか」ということを書いたかと思います。勿論英単語や漢字など、書かなければいけないものは多くあるのですが、「書いただけ、練習しただけ」で終わってはいないでしょうか?プリントを解いて、丸付けをして、正しい答えを横に書いて、それで終わってはいないでしょうか?さらに言えば、(歴史でよく見ますが)教科書を読んだだけで満足してしまってはいないでしょうか?
「ノートいっぱいに練習してたのに本番で書けなかった」
という経験がある人には特に注意してほしいのですが、勉強はインプットだけでは成り立ちません。アウトプットして正解できて初めて、「覚えられた」ということが分かるのです。読んだり書いたり、というのはインプットしている状態です。その内容を本当に覚えられたかどうかを確かめるには、「チェックテスト」が不可欠になります。
プリントも1回で終わるのではなく、答えを隠してノートに解いたり、場所で答えを覚えてしまっているのを防ぐために一問飛ばしや後ろから解いてみましょう。家族や友達にランダムに問題を出してもらうのも効果的です。
「覚えた!」と思った時こそ「確かめる!」自己チェック無くして暗記物の「大丈夫!」は無いと思いましょう!
必見! 発達障害ブログ
- 発達障害と特別支援学級(高田先生)
- 発達障害と中学受験(高田先生)
- 中学受験「偏差値50」2科目か4科目か(高田先生)
- 中学受験「偏差値40台」応用問題(仲間先生)
- 中学受験『算数の計算ミスは致命傷になる』(高田先生)
- 発達障害と漢字の覚え方(今泉先生)
- 発達障害と英単語の覚え方(高田先生)
- 勉強ができないのは発達障害のせい?(尾崎先生)
- 発達障害とWISC知能検査(今泉先生)
- ワーキングメモリと勉強(高田先生)
- 発達障害と志望校選び(鎌田先生)
- 発達障害とカラーテスト(深澤先生)
- 発達障害と白黒思考(岡田先生)
- 発達障害と小学生の算数(儘田先生)
- 発達障害と小テスト(山中先生)
- 発達障害と親の言葉(高野先生)
- 発達障害と不登校(島田先生)
- パズルで簡単!楽しく身につく漢字学習指導法(鎌田先生)
- 発達障害と漢字の必要性(高田先生)
- 発達障害とケアレスミス(儘田先生)
- 漢字を覚えられないのはなぜ?(田中先生)