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「やらなくていい勉強」がある!(受験対策)

2017.4.9

学年の変わり目の時期になり、「いよいよ受験生になるんだ!」と意気込んでいる人も多いかと思います。冬の受験本番に向けて、これからどんな勉強をすればいいのか?何を、どうやって、どれくらい勉強すればいいのか?それを決める際に非常に重要になってくるのが、そう、「志望校」です。

時間は無限にあるものではありませんし、出来るならなるべく楽をしたいものです。志望校によっては科目数をぐぐっと減らせますし、科目ごとに必要な内容も変わってきます。日本史を例に挙げてみると、その違いがハッキリと分かってくると思います。
例えば、テスト形式が選択式なのか、記述式なのか。「聞かれ方が違うだけで覚える内容は同じじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、日本史においては大きな違いが生まれます。

それは何故か?
選択式なのであれば、漢字を覚える必要が一切無くなるからです。例えば『更級日記』を書いたのは「すがわらのたかすえのむすめ」ですが、記述式では「菅原孝標女」と漢字まで完璧に書かなければいけなません。「たか」を「貴」と書いたり「むすめ」を「娘」と書いたりすれば、全て×になってしまうのです。それに対して、選択式であれば音さえ覚えておけばOKです!そのため、志望校のテストが選択式なのであれば、「漢字を正確に覚えるための勉強」は一切やらなくていい!ということになります。

他の科目にも、歴史と同じように「やらなくていい勉強」が沢山潜んでいます。それが「やらなくていい科目」になるのか「やらなくていい内容」になるのか「やらなくていい覚え方」になるのか?それを決める為にも、早めに志望校を決めて、そこに向けた勉強方法にシフトしていきましょう!

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