新高校生
中学生から高校生に(自宅学習)
高校受験シーズンですね。受験が終わった人もいれば、まだこれからの人もいると思います。高校入学前に中学と高校の勉強の違いを知っておきましょう。
①宿題量の増加
学校によって差はありますが、高校生になると基本的に宿題量が増えます。中学生の頃は復習の宿題が多かったですが、高校では予習の宿題も増えるので注意しましょう。予習の宿題は提出することはほとんどありませんが、やっていかないと授業でついていけなかったり、突然指名されたときに答えられなかったりします。当然成績にも影響するので、予習は必ずやるようにしましょう。自宅学習での勉強習慣をつけることが大切です。
②科目数の増加
高校では、科目数も増えます。英語が英語表現とコミュニュケーション英語に別れたり、国語が現代文と古典に別れたり、社会が日本史・世界史・現代社会・地理などに別れたり、理科が生物・化学・物理などに別れたりします。数学も日によって、1日に2回3回あることもあります。科目数が増えるということは、当然宿題やテストも増えます。進むスピードも速いので、テスト範囲も広いです。テスト前に勉強するだけではいい結果は得られません。平日は宿題をメインで、休日は1週間の復習をするなどしてテストに備えるようにしましょう。
③理解する勉強へ
中学までの勉強は、どんな科目も暗記すればある程度の点数をとることができました。高校では、そうはいきません。それは問題パターンが多過ぎて、暗記しきれないからです。だからこそ、理解が必要です。理解するとは、解き方だけではなく、なぜその解き方なのかということまで説明できるということです。最初にこうして、次にこうして、最後にこうするというだけではなく、「○○だから」最初にこうして、「○○だから」次にこうして、「○○だから」最後にこうするという説明が出来て初めて、理解したということができます。問題の解き方一つ一つに疑問を持つようにし、分からなければ先生に聞くなどして理解していきましょう。
高校生になると、勉強についていけいない生徒さんも増えてきます。それは大きく分けると、勉強習慣がついていない生徒さん、「何となく」で勉強してきた生徒さんの2パターンです。前者は言わずもがな、後者は最初のテストはなんとかなるかもしれませんが、1学期の期末テスト辺りから怪しくなってきます。中学と高校の勉強の違いを理解し、合格しても浮かれずに高校入学準備をしていきましょう。
必見! 発達障害ブログ
- 発達障害と特別支援学級(高田先生)
- 発達障害と中学受験(高田先生)
- 中学受験「偏差値50」2科目か4科目か(高田先生)
- 中学受験「偏差値40台」応用問題(仲間先生)
- 中学受験『算数の計算ミスは致命傷になる』(高田先生)
- 発達障害と漢字の覚え方(今泉先生)
- 発達障害と英単語の覚え方(高田先生)
- 勉強ができないのは発達障害のせい?(尾崎先生)
- 発達障害とWISC知能検査(今泉先生)
- ワーキングメモリと勉強(高田先生)
- 発達障害と志望校選び(鎌田先生)
- 発達障害とカラーテスト(深澤先生)
- 発達障害と白黒思考(岡田先生)
- 発達障害と小学生の算数(儘田先生)
- 発達障害と小テスト(山中先生)
- 発達障害と親の言葉(高野先生)
- 発達障害と不登校(島田先生)
- パズルで簡単!楽しく身につく漢字学習指導法(鎌田先生)
- 発達障害と漢字の必要性(高田先生)
- 発達障害とケアレスミス(儘田先生)
- 漢字を覚えられないのはなぜ?(田中先生)