発問とは?
声がけを考える③(指導方法)
授業のテンポを保ちつつ、生徒さんの集中を切らさないために【声がけ】を考えることは有効だと思いながら書き綴るシリーズです。
第3弾は『発問を考える』にしてみました。
良い発問を定義するのは難しいですが、家庭教師においては
①質問者(教師)が求める事を促すためのもの
②本人の気づきや確認によって返答が得られるもの
が良い発問かなと思います。
①のためにはある程度的を絞って発問するべきで②のためには先にこちらが話をしておくべきです。
どう思う?どうだろう?などは、何を答えればいいのか、何を考えればいいのかが曖昧です。
そうなると、こちらの意図したことではない返答が来てしまい、修正をかけることになります。
第2弾でもまとめに書きましたが、やってから修正されると聞き入れにくいものです。子供ならそれがさらに強いでしょう。生徒さんのためにも、発問は厳選すべきです。
そして生徒さんから答えてもらいましょう。そうすることで、生徒さん自身にやる理由が生まれます。
答えられれば、何をどうするべきか分かっているのだということになるからです。やるべき事が分かっていれば、あとは計算の間違いやスペルミスなどが問題になるので、正解への道筋も付けやすくなるのではないでしょうか。しかもその返答が合っていれば、それだけでも褒めてあげられるので、さらにやらせやすくなるというメリットもあります。
ちょっとテーマが大きくてざっくりした文章になってしまいましたが、ぜひ発問を考えてみて欲しいなと思います。
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