注意一秒…
注意一秒 怪我一生(自宅学習)
今日のタイトルは工事現場等にある標語です。なお、故事成語ではありませんので、国語のテストには出ません。
私が塾講師であった時の話を1つ。冬休みの初めごろ、久々にバスケットボールをし、足を骨折した高校受験生の生徒さんがいました。彼は塾の階段を登れなくなり、冬期講習に事実上参加できず、冬休みはほぼ自主学習のみになってしまいました。そして冬休み明けの実力テストは散々な結果。2学期終了時の成績ならば「まず大丈夫」と言われていた受験校への合格が、途端にあやしくなってしまいました・・・・・・。
11月終盤にさしかかり、急激に寒くなりました。生徒、保護者の皆様、特に受験まであと僅かとなった受験生の皆さんは体調管理も受験勉強の一環と考え、気を配ってください。この時期の体調管理で気を付けて頂きたいのは、風邪やインフルエンザの様な病気の類だけではありません。上の生徒さんの様なことにならないよう、怪我にも気を付けてください。特に、夏に部活を引退して、そこからひたすら勉強に励んできた高校受験生、大学受験生の皆さん。中間テストが終わり、期末テストが終わって、少し時間が出来た時に「久々にちょっと体を動かしてみようかな」と考えることはあるでしょう。しかし、夏から数えるとおよそ3,4か月。ブランクを挟むと、学力同様、運動能力も大いに衰えてしまうのです。自分の身体が固く、動きが鈍くなっていることを自覚せずに、この寒い中、夏までと同じように動こうとすると大きな怪我に繋がります。
上の生徒さんは、1月半ばには松葉杖にも慣れ、成績も取り戻し、無事に志望校に合格しましたが、ちょっとした息抜きのはずの運動が危機を招いてしまいました。皆さんは怪我や病気で、ここまで培った力を発揮できずに進学先が変わってしまう「怪我一生」の様な結果を招かぬよう、気をつけてくださいね。
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